高岡市議会 2022-12-01
令和4年12月定例会(第1日目) 本文
4 ◯議長(
坂林永喜君) 日程第1
会議録署名議員の指名を行います。
会議録署名議員は、会議規則第81条の規定により、議長において、
8番 埜田悦子君 21番 福井直樹君 23番 金森一郎君
以上3君を指名いたします。
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会 期 の 決 定
5 ◯議長(
坂林永喜君) 次に、日程第2 会期の決定を議題といたします。
今期定例会の会期は、本日から12月20日までの20日間といたしたいと思います。
これに御異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
6 ◯議長(
坂林永喜君) 御異議なしと認めます。
よって、会期は、20日間と決定いたしました。
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継続審査となっていた議案の上程
7 ◯議長(
坂林永喜君) 日程第3 9月定例会において、閉会中の継続審査となっておりました議案第79号、議案第80号、認定第1号及び認定第2号を議題といたします。
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委 員 長 報 告
8 ◯議長(
坂林永喜君) これら4件は、閉会中に開催されました
水道病院決算特別委員会及び
決算特別委員会の審査において、その結論を見いだしておりますので、各
特別委員会の審査結果及び経過につきまして、委員長の報告を求めます。
まず、
水道病院決算特別委員長 曽田康司君より報告をお願いいたします。
〔
水道病院決算特別委員長(曽田康司君)登壇〕
9
◯水道病院決算特別委員長(曽田康司君) さきの9月定例会におきまして、
水道病院決算特別委員会に付託されました議案第79号、議案第80号及び認定第1号の審査結果及び経過について御報告を申し上げます。
去る11月4日、7日、8日及び14日の4日間にわたり委員会を開催し、慎重に審査を行いました結果、
議案第79号 令和3年度高岡市
水道事業会計未
処分利益剰余金の処分について
議案第80号 令和3年度高岡市
下水道事業会計未
処分利益剰余金の処分について 及び
認定第1号 決算の認定について
(令和3年度高岡市
高岡市民病院事業会計決算)
(令和3年度高岡市
水道事業会計決算)
(令和3年度高岡市
工業用水道事業会計決算)
(令和3年度高岡市
下水道事業会計決算)
以上、その他議案2件及び認定議案1件の計3件につきましては全会一致で、いずれも可決、認定すべきものと決しました。
以下、
委員会審査の過程における主な質疑について申し上げます。
まず、
上下水道関係について申し上げます。
委託料の推移について、金額が年々増加してきているが、令和3年度に至るまでの背景と今後の見通しはとの質疑に対し、令和3年度においては、従来からの
料金徴収等委託業務に
給排水工事関連業務及び
管路点検調査関連業務等を含め包括委託したため、大きく増額となっている。民間の技術力を取り入れ、
経営基盤の強化に努めているとの答弁がありました。
次に、外部委託が年々増加している。他県でも行われている
コンセッション方式についての見解はとの質疑に対し、現段階において民営化あるいは
コンセッションについては考えていない。民営化の場合、大
規模災害等の対応について弊害も指摘されている。
安定供給という責務において、
近隣事業体との広域連携を意識しながら、可能な限り民間の技術力やノウハウを使って効率化を図ってくことが重要であるとの答弁がありました。
次に、
工業用水道事業が5年連続赤字となっているが、どのように捉えているのかとの質疑に対し、近年赤字が続いているが、企業の
節水努力等により需要の増はあまり見込めないのが現状であり、受水3社と料金の改定に向けた協議を続けている。前回の料金改定が昭和56年であり、40年以上経過する間、
経済情勢等で使用水量は非常に減少している。
上下水道局でも経費節減に取り組んできたが限界に達しており、近年は
利益積立金をもって損失を充当している。料金改定について受水3社からはおおむね了解いただいているので、今後、議会に諮りながら所定の手続を進めていきたいとの答弁がありました。
次に、SDGsや
カーボンニュートラルに関してどのような取組を行ったのか。また、今後についての考えはとの質疑に対し、SDGsの目標における「安全な水とトイレを世界中に」という面では、
上下水道局がもともと担っている業務であり、今までどおりのことをさらに進めていくことが重要であると考えている。
カーボンニュートラルという面では、
下水処理場は電力を多く使っており、その削減が重要な課題と捉えている。また、適切な管路の維持や主要
施設の長寿命化など、効率的に運営していくことがSDGsに対する取組につながると考えるとの答弁がありました。
次に、令和3年度において技術の伝承にどのように取り組んだのか。また、今後どのように取り組んでいこうとしているのかとの質疑に対し、職員に対して資格取得を啓発しており、技術継承だけでなく、ドローンの操作訓練を毎月行うなど新たな技術の取得にも力を入れている。また、年間を通した
技術研修会等の開催や、
上関浄水場にある実習
施設を利用した技術継承など、組織全体のレベルアップにも努めている。今後も、他の事業体との連携による合同研修などを行いながら技術の伝承に取り組んでいきたいとの答弁がありました。
次に、病院関係について申し上げます。
安定経営には医師の確保が大きな課題と考えるが、現在の状況と今後の見通しはとの質疑に対し、病院長が、富山大学、金沢大学、金沢医科大学の3大学の診療科の医局に医師の派遣を依頼している。特に退職者が出た場合に依頼しているが、大学の事情もあり派遣をしていただけないこともある。医師数については、令和3年度に常勤で2名減っているが、常勤での勤務が難しい場合には大学にお願いして非常勤等での派遣をしてもらっているとの答弁がありました。
次に、
バイオ後続品導入件数について、令和2年度の60件から41件に減った要因はとの質疑に対し、件数は診療報酬の加算された件数であり、算定は1人につき3回までの制限がある。2年度は
バイオ後続品を導入した年であり、3年度に比べ新たに使用を始めた患者が多いとの答弁がありました。
次に、
資本的収入のうち企業債について、平成30年度から年々減少しているが要因はとの質疑に対し、
医療器械を購入するなどの投資を行う際は、補助金などの財源がない限り企業債の借入れを行っている。よって、企業債の増減は、
医療器械などにどれだけ投資したかによるものである。令和3年度が少なかった理由としては、MRIを購入する予定であったが、半導体をはじめとした部品供給が遅延しており、購入できなかったためであるとの答弁がありました。
次に、
診療科別クリニカルパスの使用状況について、適用率が45%を超えており非常によい数字と考えるが、見解はとの質疑に対し、病院内には
クリニカルパス委員会があり、増加に向けて取り組んでいる。診療科によって、
クリニカルパスにのせやすい診療科とのせにくい診療科があるようである。今後も
クリニカルパスを増やす取組を進めていくとの答弁がありました。
次に、苦情内容と対応状況について、知り合いが体調不良となり直接
市民病院に行ったところ、紹介状を持っておらず、かなり待たされ、診察を受けると即ICUに入ることになったという事案を聞いた。この事例を基に、窓口の応対、接遇に関する苦情と待ち時間に関する苦情に対しての見解はとの質疑に対し、接遇改善のための研修などを実施している。紹介状を持っていない方の待ち時間が長かったという件については、基本的には紹介状を持っている方や予約をしている方を優先的に診療している。しかしながら、容体が悪い方については、診察室で待ってもらう対応や、場合によっては順番を早めて診療する対応も行っている。当該事例について、そのような対応ができなかったという点については申し訳なかったと考えているとの答弁がありました。
以上が主な質疑であります。
続いて、討論の場における意見について申し上げます。
まず、全
会計決算を認定することに賛成の立場から、
水道事業会計決算では、
水道アセットマネジメント計画に基づき、
基幹管路である庄川幹線の更新をはじめ、
老朽配水管や
鉛給水管を耐震性に優れた管路へ順次更新するとともに、令和4年度から着手する
国吉配水場基幹施設の大規模改修に向けて送配水管の
耐震化詳細設計業務委託を行うなど、安全で安心な水道水の
安定供給と、地震などの災害に強い水道
施設を整備した。また、民間活力による漏水調査を進め、料金収入につながらない無効水量が減少したことを評価する。
今後は、令和3年度に見直された高岡市
上下水道ビジョンに基づき着実に事業を推進され、管理経費の節減により効率的で効果的な
事業運営に取り組まれ、
経営基盤の強化を図ることを求める。
次に、
工業用水道事業会計決算では、5年連続の赤字となっているが、企業側との料金改定などの折衝を続け、健全化に努めていることを評価する。
次に、
下水道事業会計決算では、
公共下水道及び
特定環境保全公共下水道の整備に取り組み、未普及地域の解消を図る中、
下水道ストックマネジメント計画に基づき、市中心部における老朽管路の更新を進めるとともに、浸水対策として
水害ハザードマップの作成や、基幹
施設整備として
四屋浄化センターの
最終沈殿池電気・
ポンプ設備改築工事などを実施した。また、下水道
施設の
維持管理業務などにおいて、民間の技術力を生かして将来にわたる技術水準を確保し、効率的に業務を遂行したことを評価する。
今後は、令和3年度に見直された高岡市
上下水道ビジョンに基づき、引き続き
企業債残高の抑制と
支払い利息の軽減を図るとともに、生活環境の向上と
公共用水域の水質保全のため計画的に未
普及地域整備を進めながら、下水道未接続世帯に対してはさらなる水洗化の促進に取り組み、
事業運営の効率化を図り、経営の健全化に努めることを求める。
次に、
市民病院事業会計決算では、
高岡医療圏の
急性期医療や
救急医療、
がん医療を担い、
中核的病院としての役割を果たすべく、第二種
感染症指定医療機関として、
新型コロナウイルス感染症の
感染防止対策を徹底しながら継続的に高度な医療を提供したことを評価する。
今後は、令和3年度から開始された第
V期中期経営計画に基づき、さらなる医療の質の向上や経営の安定化に取り組み、
紹介状制度などの効率化を進める中においても、
高岡医療圏の
基幹病院として、引き続き地域の住民や
医療機関に信頼される病院を目指していくことを求める。
新型コロナウイルス感染症については、感染の再拡大が懸念される中、
高岡医療圏を
新型コロナウイルス感染症から守るという強い使命感の下、最前線で大きな役割を担っておられる
市民病院スタッフの御労苦に対して、改めて敬意と感謝を申し上げるとともに、今後とも万全の
受入れ体制で対応されることを要望するとの意見や、
同じく全
会計決算を認定することに賛成の立場から、
水道事業会計決算では、
水道アセットマネジメント計画に基づき、
基幹管路である
庄川幹線更新事業をはじめ、
老朽配水管や
鉛給水管を耐震性に優れた管路に順次更新するとともに、
能町ポンプ場建屋外壁・内壁改修や、令和4年度から着手する
国吉配水場基幹施設整備の大規模改修に向けて
国吉配水場送配水管耐震化詳細設計業務委託を行うなど、安全で安心な水道水の
安定供給と、地震などの災害に強い水道
施設を整備した。また、これまでの
料金徴収業務委託に
管路点検調査関連業務等を加えた
包括的業務委託を実施したことで民間活力による漏水調査が進み、無効水量が減少したことも評価する。
下水道事業会計決算では、
下水道ストックマネジメント計画に基づき、市中心部における老朽管路の
更新事業を進めるとともに、浸水対策として
水害ハザードマップを作成し、基幹
施設整備として
四屋浄化センターの
最終沈殿池電気・
ポンプ設備改築工事や
伏木汚水中継ポンプ場の改築工事などを実施したことを評価する。
今後の
上下水道事業においては、
給水人口の減少や
節水型社会への進展などにより
給水収益の増加が見込めない一方、老朽
施設の更新、耐震化への対応が求められる。これらを踏まえ、令和3年度において見直された高岡市
上下水道ビジョンに掲げる「安全」「強靱」「持続」の3つの基本方針に基づき各施策、事業を推進することにより、「
経営基盤の強化」「安定給水の確保」「お客さまサービスの向上」の実現に取り組むとともに、熟練職員による技術の継承が図られるよう要望する。
次に、
市民病院事業会計決算では、
新型コロナウイルス感染症第5波の
感染拡大時に
高岡医療圏においても感染者が急増した際、公的病院をはじめとした
近隣医療機関等との連携、協力を行うとともに専用病床を拡大し、感染患者の受入れを行った。また、
新型コロナワクチンの接種にも積極的に協力し、高岡市の
接種率向上に貢献した。さらには、
高岡医療圏内の
急性期医療や
救急医療、
がん医療を担い、
中核的基幹病院としての役割を果たすべく、
感染防止対策を徹底しながら継続的に高度な医療を提供したことを評価する。
次に、3階中病棟を
集中治療室病棟に統合し、ハイケアユニット化したことにより、1人1日
当たり診療単価の増加に貢献した。また、婦人科や周産期医療の充実に向け、女性患者がより安心して診療を受けられる環境を提供するため、3階東病棟の一部改修が行われた。さらには、医療の質の維持強化を図るため
院内保育室を開設され、
子育て世代となる若手医師や看護師などの働きやすい環境を整備したことなど、患者の環境のみならず働く環境に配慮したことも高く評価する。
前年度と比較すると、医業収益は改善し医業費用も減少した結果、医業収支は改善し、5年連続の経常利益を計上した。しかしながら、
新型コロナウイルス感染症の影響で減少した患者数は令和元年度以前の水準には回復していない。今後は、令和3年度から開始された第
V期中期経営計画に掲げられている目指すべき将来像の実現に向けて事業を着実に実施し、地域の住民や
医療機関に信頼され、選ばれる病院となることを要望するとの意見や、
同じく全
会計決算を認定することに賛成の立場から、
水道事業会計決算では6億3,600万円の黒字と、前年度に比べ9.9%の増益であった。
給水収益の増加に加え、人件費などのコストを削減したこと、また老朽化した配水管を耐震性の優れたものに順次更新したことを評価する。
下水道事業会計決算では6億5,800万円の黒字と、前年度に比べ19.5%の増益であった。
下水道使用料は減少したが、費用となる
支払い利息が減少したことによるものである。
民間の技術力を生かし、下水道の維持管理において効率的な業務を遂行したことを評価する。
人口減少に加え、市民が日常的に節水に努める社会が進んでいることから、厳しい経営環境が続くことが想定される。企業債の残高は減っているが依然として高水準であることから、今後、水洗化率の向上を図り、事業の効率化を期待する。
市民病院事業会計決算では12億4,500万円の黒字と、前年度に比べ99.5%の増益であった。入院や外来の患者数が増えたことや、1人1日当たりの入院単価が増えたことによるものである。また、
新型コロナウイルス感染症患者を受け入れた結果、
入院患者数が増えたことも増収の原因となっている。
新型コロナウイルスの感染が拡大する中、近隣の
医療機関と連携、協力し、専門病床を増やすことで
感染症患者を受け入れるなど、本市はもとより県西部の地域医療を担う
基幹病院としての責任を果たしていることを評価する。また、
新型コロナウイルスの
感染拡大が収束しない中、
医療従事者の方々が献身的に従事していることに感謝申し上げる。引き続き、公立病院として地域の皆様に最も愛され、選ばれる病院となるよう期待するとの意見や、
同じく全
会計決算を認定することに賛成の立場から、
水道事業会計決算では、
基幹管路である
庄川幹線更新事業をはじめ、
老朽配水管や
鉛給水管の耐震性に優れた管路への更新、
能町ポンプ場改修など、安全で安心な水道水の供給と、地震等の災害に強い水道
施設を整備したことを評価する。
給水人口の減少や
節水型社会の進展等により、収益の根幹である
給水収益の増収は期待できない一方で、老朽
施設の更新や耐震化への対応が求められることから、厳しい経営状況が続くものと思われる。これらを踏まえ、高岡市
上下水道ビジョンに掲げる「安全」「強靱」「持続」の基本方針に基づき各施策、事業を推進し、効率的で効果的な
事業運営を進め、
経営基盤の強化に努めることを求める。
次に、
工業用水道事業会計決算では、高岡市
上下水道ビジョンに基づき、効率的で効果的な
事業運営に努めたことを評価する。
次に、
下水道事業会計決算では、
下水道整備事業で
公共下水道及び
特定環境保全公共下水道整備で未普及地域の解消を進め、
水害ハザードマップの作成や基幹
施設整備を実施したことを評価する。
上下水道事業は重要な
ライフラインであり、異常気象による豪雨も増える中、市民からの迅速な対応を求められるなど、役割は高まっている。そのためには職員の技術向上や継承が必要であり、技術職員の確保とバランスのよい人員配置を今後も求める。
次に、
高岡市民病院事業会計決算では、地域連携を進めるとともに、
自治体病院として感染症、結核、精神・
認知症疾患といった
政策的医療の提供体制を堅持した。
新型コロナウイルス感染症の第5波の
感染拡大への対応とし、専用病床を拡大しての受入れや
ワクチン接種の積極的な実施を行い、
感染防止対策を徹底した上での高度な医療の継続を評価する。
医師はここ数年、毎年減少しているが、第
V期中期経営計画の着実な履行のためには医師の確保が最重要課題と考える。
院内保育室の開設など、働きやすい職場環境の改善への努力は評価できるが、医師の減少によりさらなる激務となり、別の医師の離職という悪循環も考えられる。若手医師や研修医のニードの把握や新たな医師が選んで定着するための
アピール材料をつくるなど、医師確保に向けて全力を挙げて取り組むことを求める。そして、引き続き地域の住民や
医療機関に信頼され、選ばれる病院となるよう努めることを求めるとの意見や、
同じく全
会計決算を認定することに賛成の立場から、
水道事業会計決算では、
老朽配水管や
鉛給水管を耐震性の優れた管路に順次更新するとともに、令和4年度から着手する
国吉配水場基幹施設整備事業の大規模改修に向けて
国吉配水場送配水管耐震化詳細設計業務委託を行うなど、安全で安心な水道水の
安定供給と、地震などの災害に強い水道
施設の構築を進めたことを評価する。
次に、
下水道事業会計決算では、浸水対策として
水害ハザードマップを作成したことを評価する。今後も、近年脅威を増している台風や集中豪雨への対応など、健康で快適な市民生活や
社会経済活動を支える
ライフラインとして経営の健全化に努めることを求める。
次に、
市民病院事業会計決算では、第
V期中期経営計画に掲げている「急性期病院としての機能特化」「
救急医療及び精神・感染症等の
政策的医療を担う役割の堅持」「地域連携の更なる推進による地域包括ケアシステム構築の牽引」の実現に向けた取組を評価する。
今後、病院経営を取り巻く環境は厳しい状況が続くことが予想されるが、公立病院として地域の皆様に最も信頼され、選ばれる病院を目指すことを要望するとの意見がありました。
以上をもちまして、
水道病院決算特別委員会の審査結果及び経過の報告といたします。
10 ◯議長(
坂林永喜君)
水道病院決算特別委員長 曽田康司君の報告が終わりました。
次に、決算特別委員長 福井直樹君より報告をお願いいたします。
〔決算特別委員長(福井直樹君)登壇〕
11 ◯決算特別委員長(福井直樹君) さきの9月定例会におきまして、
決算特別委員会に付託され、閉会中の継続審査となっておりました認定第2号の審査結果及び経過について御報告を申し上げます。
去る11月4日、7日、8日及び14日の4日間にわたり委員会を開催し、慎重に審査を行いました結果、認定第2号 決算の認定について、令和3年度高岡市一般会計歳入歳出決算、令和3年度高岡市国民健康保険事業会計歳入歳出決算、令和3年度高岡市荻布奨学金事業会計歳入歳出決算、令和3年度高岡市駐車場事業会計歳入歳出決算、令和3年度高岡市工業団地造成事業会計歳入歳出決算、令和3年度高岡市介護保険事業会計歳入歳出決算、令和3年度高岡市後期高齢者医療事業会計歳入歳出決算、以上、認定議案1件については全会一致で、認定すべきものと決しました。
以下、
委員会審査の過程における主な質疑について申し上げます。
まず、民生消防関係について申し上げます。
自治会関係事業費の
新型コロナウイルス対策地域活動支援補助金について、令和3年度に補助対象を見直したと聞いているが、補助金は各地区でどのように利用され、2年度からどのような変化があったのか。また、効果をどのように捉えているのかとの質疑に対し、令和2年度は
新型コロナウイルスの感染対策という観点から、消毒液、マスク、体温計、アクリルパネル等の購入に活用されていた。3年度は感染対策に加え、新しい生活様式を踏まえて工夫して地域活動に取り組むため、ポータブル式スピーカーやリモート会議用の機器、電子回覧版システム導入に活用した連合自治会も見受けられた。コロナ禍においても少しずつ地域活動を行う、あるいは実施方法を工夫することで、コロナ禍前の活動を取り戻していく動きが出てきたことが補助の効果であると考えているとの答弁がありました。
次に、自治会運営をサポートするスマートフォンアプリ「結ネット」の令和3年度予算による普及実績は。また、成果や課題はとの質疑に対し、令和3年度に結ネットを導入するための経費を
新型コロナウイルス対策地域活動支援補助金の対象としたところ、7地区で導入があった。結ネットは、36ある連合自治会の会長全員が導入しており、会議の出欠確認や会議内容の情報共有をスムーズに行うことができるようになっている。スマートフォン所有の有無や、管理者、情報発信者を誰にするかという課題はあるが、こういったことを得意とする若い方が自治会活動に関わっていただくなど、担い手の発掘につながることも期待される。単位自治会への導入例では、回覧版を結ネット配信とするなど効率化が図られており、特に規模の大きな自治会には効果があり、普及を進めていきたいとの答弁がありました。
次に、とやま呉西圏域成年後見センター事業費について、成年後見制度に関する相談件数が令和2年度より増加しているものの、市民後見人養成講座受講者数については減少しているが、見解はとの質疑に対し、令和3年度の受講者数の落ち込みについては、
新型コロナウイルス感染症の流行などが要因として考えられる。4年度については、受講者数を伸ばせるよう呉西6市で連携して啓発等を行っていくとの答弁がありました。
次に、新規事業である氷見市消防事務受託事業による成果はとの質疑に対し、消防広域化後初めての決算に当たり、現在、財政的な効果を算出するために精査しているところである。広域化前の予算ベースでは事務の効率化により約600万円の削減効果としていたが、それ以上の効果が見込まれると考えているとの答弁がありました。
次に、産業建設関係について申し上げます。
農業振興費の不用額は約9,400万円であるが、この不用額の大部分は補助金であり、行き渡るべき金額が申請者に十分に届いていないのか、または市として周知不足であるのか、見解はとの質疑に対し、農業
施設等雪害復旧対策事業費補助金の実績は27件となっているが、これは令和3年1月の大雪による雪害に対する緊急支援のために設けたものであり、主に農業用パイプハウスの被害に対する予算の確保を行った。農業者のニーズを見込んで最大限の予算を確保したものの、農業共済等を利用される方が多く、市への申請金額が想定を大きく下回る結果となったため、多くの不用額が生じたとの答弁がありました。
次に、高岡御車山会館管理運営事業費について、令和3年度は2年度に比べて決算額が約600万円減少している。2年度には御車山会館の大型特殊扉の修繕を行ったとのことであるが、今後も同様の修繕が発生するのかとの質疑に対し、令和2年度に実施した修繕については、会館の裏側にある御車山の搬出入扉が故障したことに伴う臨時的なものであるとの答弁がありました。
次に、福岡地区では歩道用除雪車を10台使用しているが、他の地区でも使用できるよう考慮していただきたいという声に関しての対応状況はとの質疑に対し、令和4年度に地域ぐるみ除排雪組合にアンケート調査を実施したところ、タイヤショベルの機械が欲しいという要望が寄せられたものの、ハンドガイド式の小型除雪機械に関しての要望は全くない状況であった。今後、地域の方の意見も聞きながら配備を検討していきたいとの答弁がありました。
次に、総務文教関係について申し上げます。
高岡ブランド発信事業費について、返礼品関連業務委託料の算出は個々の事業者分を積み上げたものかとの質疑に対し、委託している事業者により委託料の率や内容は異なる。現在、本市では6つのサイトに登録しており、それぞれの寄附受付サイトの利用料、返礼品の送付業務、決済代行などが主な委託業務内容である。返礼品代として寄附額の20%から30%がかかるため、その分を除いて考えると、どのサイトも12%から15%程度の委託料がかかっている状況である。会社によって設定の仕方は違うが、市としては、様々なサイトを選ぶことで多くの方の目に留まりやすいように工夫しているところであるとの答弁がありました。
次に、税務システムについて、自治体クラウドへ移行したことによる効果はとの質疑に対し、クラウドシステムの導入以前は、税法改正に伴うシステム改修費用として約1,200万円が必要であったが、この費用が不要になった。また、業務の標準化によってそれまで複雑化していた業務が整理され、職員間で業務が共有できるなどの効率化が図られている。さらに、令和7年度までに予定されている国の標準システムへの移行がスムーズになると考えている。2年度と3年度を比較すると、全体で812万4,000円の削減効果があったとの答弁がありました。
次に、勝興寺保存活用事業費について、令和3年度は工事完工後1年目に当たり各種事業が実施されたが、その成果はとの質疑に対し、勝興寺は、令和2年度に建造物12棟の修理が全て完工し、3年度に全体公開を迎え、よみがえった歴史的空間を発信するための各種事業を実施した。その中でも、GO FOR KOGEI展覧会や建築フォーラムの開催を通じて勝興寺の建築のすばらしさを知っていただく機会になったと考えている。特にGO FOR KOGEI展覧会では7,689人の来場者があった。そのほかにも「勝興寺のしつらい」展やLiving History勝興寺茶会などが開催され、3年度の勝興寺への来場者は前年度の約3倍となる3万375名と3万人の大台を超えることになった。また、勝興寺の入り込み数の増加に伴い、伏木北前船資料館や伏木気象資料館などの北部地域の各
施設の入り込み数もコロナ禍にありながら前年度よりも増加しており、平成の大修理の完工とその後の魅力発信事業の成果が波及したものと考えているとの答弁がありました。
以上が主な質疑であります。
続いて、討論の場における意見について申し上げます。
まず、全
会計決算を認定することに賛成の立場から、
令和3年度は、ポストコロナに向けた安全・安心な市民生活の確保や地域の経済循環の回復に努めるとともに、産業振興、地域福祉、歴史まちづくりなどの分野で新しい計画を積極的に推進された。また、平成30年度から開始した高岡市財政健全化緊急プログラムの4年目として、投資的経費の抑制、公債費の平準化、公共
施設管理コストの縮減、事務事業の見直しなどの取組を着実に進め、計画より1年前倒しで緊急プログラムの目標を達成し、約40億円の構造的な歳出超過を解消されたことに対し、一定の評価をする。一方で、少子・高齢社会の進行に伴う扶助費の増加や大型事業に係る市債の償還などに加え、
新型コロナウイルス感染症やウクライナ情勢の影響による物価の高騰など先行きが不透明な状況の中で、引き続き厳しい財政状況が続くものと考える。今後の市政運営に当たっては、高岡市行財政改革推進方針に基づき、収支均衡した持続可能な行財政運営の確立に努めつつ、人口減少対策、学校
施設を含む公共
施設再編など喫緊の課題に正面から向き合われるとともに、次世代を見据え、SDGsや
カーボンニュートラルといった新たな時代における変革へと挑戦する各種施策、事業に積極的に取り組まれることを期待するとの意見や、
同じく全
会計決算を認定することに賛成の立場から、
高岡市財政健全化緊急プログラムのさらなる推進を図った令和3年度は、投資的経費の抑制、公債費の平準化、事務事業の見直しなどに着実に取り組まれ、4年目にしてその目標を達成し、約40億円の歳出超過が解消された。一方で、
新型コロナウイルス感染症の影響による厳しい局面の中、安全・安心な市民生活の確保や地域経済・産業の振興に努めたほか、歴史まちづくり、観光施策、地域福祉などの分野で様々な計画を積極的に推進してきたことが決算に表れている。テーマとして掲げられた未来を見据えた取組への投資が実行されたことを評価する。しかし、本市の財政を取り巻く状況は、少子・高齢化の進行に伴う扶助費の増加が見込まれることに加え、歳入面では個人市民税や固定資産税の減少傾向は続くものと思われ、依然として厳しいものに変わりはない。今後は、限られた財源を効率的に配分し、まちの魅力向上策や「ひとの力」があふれ出す環境づくりを目指していただくよう要望する。また、基金の適正な運用と市債の適切な管理により財政運営の健全化に努められることを期待するとの意見や、
同じく全
会計決算を認定することに賛成の立場から、
突然、約40億円の財源不足が公表され、策定された高岡市財政健全化緊急プログラムは、この間、市民や職員に対し、様々な負担と将来に対する不安を与え続けていた。職員の年齢構成が若返り、人件費が減少すること、市債償還のピークが過ぎ、償還額が減少すること、市債の借換えや繰上償還などは緊急プログラムがなくてもできることなどにより、今でも緊急プログラムが本当に必要だったのか疑問を持っているが、これを1年前倒しで終了したことに対して評価をする。令和3年度決算については実質単年度収支額が約10億5,000万円の黒字となっており、市債残高は前年度に比べ約56億5,000万円減額したものの、いまだ1,000億円を超える残高となっている。財政健全化緊急プログラムは終了したが、引き続き大型事業を控え、将来負担を減らす努力が必要であると考える。一方、長引く
新型コロナウイルス感染症により医療、教育の現場が疲弊し、円安による物価上昇によって生活に困窮する世帯が増えている。勝興寺の国宝指定答申などのチャンスを生かし、疲弊した地域経済を活性化する施策も今後必要となってくる。引き続き本腰を入れた戦略的な人口減少対策の強化を図るとともに、市民の生活を守るため、医療、教育、福祉の充実を強く要望するとの意見や、
同じく全
会計決算を認定することに賛成の立場から、
令和3年度は、財政健全化緊急プログラムの真っただ中にありながら実質公債費比率が2年度の12.1%から12.2%と横ばいで推移し、将来負担比率は145.7%から120.7%と25%も減少している。財政健全化が着実に進められており、当局の財政運営の不断の努力を大いに評価する。しかし、本市のこれら指数は類似団体と比較し依然として高水準にあり、予断を許さない状況に変わりはない。加えて、コロナ禍やロシアのウクライナ侵攻など世界状況の不安定化により、市民生活への影響が具体的に出始めている。令和3年度決算の結果を踏まえ、市民を誰一人取り残さない、緊張感ある財政運営を引き続き期待する。4年度から学校の統廃合事業が本格化し、公共
施設等適正管理推進事業債を主軸とした有利な起債を活用するものの、将来世代への負担は相当大きな額になる。この事業に向け、3年度に新たに公共
施設等整備改修基金を約15億円積み立て、同時に市債残高が約56億円減少したが、いまだ1,000億円の大台を超えている。この憂慮される状況において当局におかれては、市債の発行額、償還額、残額のバランスを適宜注視するとともに、それぞれの基金が正しく運用されることを切に要望するとの意見や、
同じく全
会計決算を認定することに賛成の立場から、
令和3年度は、
新型コロナウイルス感染症の
感染拡大の終わりが見えず、令和4年2月にはウクライナ危機により原油や物価の高騰等の影響も出てくる中で、ウイズコロナへ向けて
感染拡大防止に努めながら市民生活と地域経済の回復を最優先課題として取り組み、財政健全化緊急プログラムを1年前倒しで終了できたことを評価する。しかし、今後も学校再編等で予算規模の増大が見込まれ、厳しい状況が続くことが予想されることから、引き続き収支均衡した財政運営をお願いしたい。暗い話題が続く中でも、勝興寺の国宝指定の答申やアルミ研究拠点の建設など、高岡にしかない明るい話題も出てきた。この高岡にしかないものを最大限に生かして挑戦を積み重ね、稼ぐ力を大いに発揮していただきたい。また、長引くコロナ禍とエネルギーや物価の高騰で厳しい生活を強いられている市民の皆様にしっかりと寄り添いながら、令和9年度までの目標値である将来負担比率99%以下を目指し、財政運営の健全化を着実に進めるよう要望するとの意見がありました。
以上をもちまして、
決算特別委員会の審査結果及び経過の報告といたします。
12 ◯議長(
坂林永喜君) 決算特別委員長 福井直樹君の報告が終わりました。
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質 疑
13 ◯議長(
坂林永喜君) これより、委員長報告に対する質疑に入ります。
別段ないようでございますので、これで質疑を終結いたします。
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討 論
14 ◯議長(
坂林永喜君) 次に、討論に入ります。
通告がございますので、発言を許します。11番 高岡宏和君。
〔11番(高岡宏和君)登壇〕
15 ◯11番(高岡宏和君) 未来創政会を代表し、議案第79号及び第80号を可決することに、また、認定第1号及び認定第2号について全
会計決算を認定することに賛成の立場から討論を行います。
まず、議案第79号、第80号及び認定第1号について申し上げます。
まず、
水道事業会計決算では、
水道アセットマネジメント計画に基づき、
基幹管路である
庄川幹線更新事業をはじめ、
老朽配水管や
鉛給水管を耐震性に優れた管路に順次更新するとともに、
能町ポンプ場建屋外壁・内壁改修や、令和4年度から着手する
国吉配水場基幹施設整備の大規模改修に向けて
国吉配水場送配水管耐震化詳細設計業務委託を行うなど、安全で安心な水道水の
安定供給と、地震などの災害に強い水道
施設を整備されました。また、これまでの
料金徴収業務委託に
管路点検調査関連業務等を加えた
包括的業務委託を実施したことで、民間活力による漏水調査が進み、無効水量が減少したことも評価できます。
次に、
下水道事業会計決算では、
下水道ストックマネジメント計画に基づき、市中心部における老朽管路の
更新事業を進めるとともに、浸水対策として
水害ハザードマップを作成され、基幹
施設整備として
四屋浄化センターの
最終沈殿池電気・
ポンプ設備改築工事や
伏木汚水中継ポンプ場の改築工事などを実施されたことも評価いたします。
今後の下水道事業においては、
給水人口の減少や
節水型社会への進展などにより
給水収益の増加が見込めない一方、老朽
施設の更新、耐震化への対応が求められます。これらを踏まえ、令和3年度において見直された高岡市
上下水道ビジョンに掲げる「安全」「強靱」「持続」の3つの基本方針に基づき各施策、事業を推進することにより、「
経営基盤の強化」「安定給水の確保」「お客さまサービスの向上」の実現に取り組むとともに、熟練職員による技術の継承が図られますよう要望いたします。
次に、
市民病院事業会計決算では、
新型コロナウイルス感染症第5波の
感染拡大時に
高岡医療圏においても感染者が急増した際、公的病院をはじめとした
近隣医療機関等との連携、協力を行うとともに専用病床を拡大し、感染患者の受入れが行われました。また、
新型コロナワクチンの接種にも積極的に協力し、高岡市の
接種率向上に貢献されました。さらに、
高岡医療圏内の
急性期医療や
救急医療、
がん医療を担い、
中核的基幹病院としての役割を果たすべく、
感染防止対策を徹底しながら継続的に高度な医療を提供されたことを評価いたします。
次に、3階中病棟を
集中治療室病棟に統合し、ハイケアユニット化したことにより、医療報酬の増加に貢献されました。また、婦人科や周産期医療の充実に向け、女性患者がより安心して診療を受けられるよう環境を提供するため、3階東病棟の一部改修が行われました。さらには、医療の質の維持強化を図るため
院内保育室を開設され、
子育て世代となる若手医師や看護師等の働きやすい環境を整備されてきたことなど、患者の環境のみならず働く環境に配慮してこられたことも高く評価いたします。
前年度と比較すると、医業収益は改善し医業費用も減少した結果、医業収支は改善し、5年連続の経常利益を計上されました。しかしながら、
新型コロナウイルス感染症の影響で減少した患者数は令和元年度以前の水準には回復しておりません。今後は、令和3年度から開始された第
V期中期経営計画に掲げられている目指すべき将来像の実現に向けて事業を着実に実施し、地域の住民や
医療機関に信頼され、選ばれる病院となるよう要望いたします。
次に、認定第2号について申し上げます。
高岡市財政健全化緊急プログラムのさらなる推進を図った令和3年度は、投資的経費の抑制、公債費の平準化、事務事業の見直しなどが着実に取り組まれ、4年目にしてその目標を達成し、約40億円の歳出超過が解消されました。一方で、
新型コロナウイルス感染症の影響による厳しい局面の中、安全・安心な市民生活の確保や地域経済・産業の振興に努めたほか、歴史まちづくり、観光施策、地域福祉などの分野で様々な計画を積極的に推進してきたことが決算に表れています。テーマとして掲げられた未来を見据えた取組への投資、これが実行されたことを評価するものであります。
しかし、本市の財政を取り巻く状況は、少子・高齢化の進行に伴う扶助費の増加が見込まれることに加え、歳入面では個人市民税や固定資産税の減少傾向は続くものと思われ、依然として厳しいものに変わりありません。今後は、限られた財源を効率的に配分されることを留意しながら、まちの魅力向上策、「ひとの力」があふれ出す環境づくりを目指していただくよう要望いたします。
最後に、基金の適正な運用と市債の適切な管理により財政運営の健全化に努められることを期待いたしまして、未来創政会の賛成討論といたします。
16 ◯議長(
坂林永喜君) 13番 林 貴文君。
〔13番(林 貴文君)登壇〕
17 ◯13番(林 貴文君) 自由民主党高岡市議会議員会を代表し、議案第79号及び議案第80号を可決することに、また、認定第1号及び認定第2号について全
会計決算を認定することに賛成の立場から討論を行います。
まず、議案第79号、議案第80号及び認定第1号について申し上げます。
まず、
水道事業会計決算では、
水道アセットマネジメント計画に基づき、
基幹管路である庄川幹線の更新をはじめ、
老朽配水管や
鉛給水管を耐震性に優れた管路へ順次更新するとともに、令和4年度から着手する
国吉配水場基幹施設の大規模改修に向けて送配水管の
耐震化詳細設計業務委託を行うなど、安全で安心な水道水の
安定供給と、地震などの災害に強い水道
施設を整備されました。また、民間活力による漏水調査を進め、料金収入につながらない無効水量が減少したことを評価します。
今後は、令和3年度に見直された高岡市
上下水道ビジョンに基づき着実に事業を推進され、管理経費の節減により効率的で効果的な
事業運営に取り組まれ、
経営基盤の強化を図ることを求めます。
次に、
工業用水道事業会計決算では、5年連続の赤字となっているものの、企業側との料金改定などの折衝を続け、健全化に努めていることを評価します。
次に、
下水道事業会計決算では、
公共下水道及び
特定環境保全公共下水道の整備に取り組み、未普及地域の解消を図る中、
下水道ストックマネジメント計画に基づき、市中心部における老朽管路の更新を進めるとともに、浸水対策として
水害ハザードマップの作成や、基幹
施設整備として
四屋浄化センターの
最終沈殿池電気・
ポンプ設備改築工事などを実施されました。また、下水道
施設の
維持管理業務などにおいて、民間の技術力を生かして将来にわたる技術水準を確保し、効率的に業務を遂行されたことを評価します。
今後は、高岡市
上下水道ビジョンに基づき、引き続き
企業債残高の抑制と
支払い利息の軽減を図るとともに、生活環境の向上と
公共用水域の水質保全のため計画的に未
普及地域整備を進めながら、下水道未接続世帯に対してはさらなる水洗化の促進に取り組み、
事業運営の効率化を図り、経営の健全化に努めることを求めます。
次に、
市民病院事業会計決算では、
高岡医療圏の
急性期医療や
救急医療、
がん医療を担い、
中核的病院としての役割を果たすべく、第二種
感染症指定医療機関として、
新型コロナウイルス感染症の
感染防止対策を徹底しながら継続的に高度な医療を提供されたことを評価します。
今後は、令和3年度から開始された第
V期中期経営計画に基づき、さらなる医療の質の向上や経営の安定化に取り組み、
紹介状制度などの効率化を進める中においても、
高岡医療圏の
基幹病院として、引き続き地域の住民や
医療機関に信頼される病院を目指していかれることを求めます。
新型コロナウイルス感染症については、感染の再拡大が懸念されるところですが、
高岡医療圏を
新型コロナウイルス感染症から守るという強い使命感の下、最前線で大きな役割を担っておられる
市民病院スタッフの皆様の御労苦に対して、改めて敬意と感謝を申し上げるとともに、今後とも万全の
受入れ体制で対応されることを要望します。
次に、認定第2号について申し上げます。
令和3年度は、ポストコロナに向けた安全・安心な市民生活の確保や地域の経済循環の回復に努めるとともに、産業振興、地域福祉、歴史まちづくりなどの分野で新しい計画を積極的に推進されました。また、平成30年度から開始した高岡市財政健全化緊急プログラムの4年目として、投資的経費の抑制、公債費の平準化、公共
施設管理コストの縮減、事務事業の見直しなどの取組を着実に進め、計画より1年前倒しで緊急プログラムの目標を達成し、約40億円の構造的な歳出超過を解消されたことに対し、一定の評価をします。
一方で、少子・高齢社会の進行に伴う扶助費の増加や大型事業に係る市債の償還などに加え、
新型コロナウイルス感染症やウクライナ情勢の影響による物価の高騰など先行きが不透明な状況の中で、引き続き厳しい財政状況が続くものと考えます。
今後の市政運営に当たっては、高岡市行財政改革推進方針に基づき、収支均衡した持続可能な行財政運営の確立に努めつつ、人口減少対策、学校
施設を含む公共
施設再編など喫緊の課題に正面から向き合われるとともに、次世代を見据え、SDGsや
カーボンニュートラルといった新たな時代における変革へと挑戦する各種施策、事業に積極的に取り組まれることを期待いたしまして、自由民主党高岡市議会議員会の賛成討論といたします。
18 ◯議長(
坂林永喜君) 8番 埜田悦子君。
〔8番(埜田悦子君)登壇〕
19 ◯8番(埜田悦子君) 立憲民主・社民議員団として、議案第79号、第80号及び認定第1号、第2号について賛成の立場で討論いたします。
まず、議案第79号、第80号及び認定第1号についてです。
水道事業会計について、
基幹管路である
庄川幹線更新事業をはじめ、
老朽配水管や
鉛給水管の耐震性に優れた管路への更新、
能町ポンプ場改修など、安全で安心な水道水の供給と、地震、浸水等の災害に強い水道
施設を整備されたことを評価いたします。
事業に当たっては、
給水人口の減少や
節水型社会の進展等により、収益の根幹である
給水収益の増収は期待できない一方で、老朽
施設の更新や耐震化への対応が求められることから、厳しい経営状況が続くものと思われます。これらを踏まえ、高岡市
上下水道ビジョンに掲げる「安全」「強靱」「持続」の基本方針に基づき各施策、事業を推進され、効率的で効果的な
事業運営を進め、
経営基盤の強化に努めることを求めます。
次に、
工業用水道事業会計については、高岡市
上下水道ビジョンに基づき、効率的で効果的な
事業運営に努めること、そして
下水道事業会計については、
下水道整備事業で
公共下水道及び
特定環境保全公共下水道整備で未普及地域の解消を進め、
水害ハザードマップの作成や基幹
施設整備を実施されたことは評価できます。
上下水道事業は重要な
ライフラインであり、異常気象による豪雨も増える中、市民からの迅速な対応を求められる等、役割は高まっています。そのために職員の技術向上や継承が必要です。確実な技術職員の確保とバランスのよい人員配置を今後も求めます。
次に、高岡
市民病院事業会計については、地域連携を進めるとともに、
自治体病院として感染症、結核、精神・
認知症疾患といった
政策的医療の提供体制を堅持し、
新型コロナウイルス感染症第5波の
感染拡大への対応とし、専用病床を拡大しての受入れ、
ワクチン接種の積極的な実施を行い、
感染防止対策を徹底した上での高度な医療の継続を評価いたします。
次に、要望です。
医師はここ数年、毎年減少しています。平成29年度は56人だったのが令和3年度は48人となりました。第
V期中期経営計画の着実な履行のためには、医師の確保が最重要課題だと考えます。
院内保育室の開設など、働きやすい職場環境の改善への努力は評価できますが、医師の減少によりさらなる激務で、別の医師の離職という悪循環も考えられます。若手医師や研修医のニードの把握や新たな医師が選んで定着するための
アピール材料をつくる等、医師確保に向け、これまでと同様のことではなく、戦略を持ち、病院として全力を挙げて取り組むことを求めます。そして、引き続き地域の住民や
医療機関に信頼され、選ばれる病院となるよう努めることを求めます。
次に、認定第2号の決算の認定についてです。
突然、約40億円の財源不足が公表され、策定された高岡市財政健全化緊急プログラムは、この間、市民や職員に対し、様々な負担と将来に対する不安を与え続けていました。職員の年齢構成が若返り、人件費が減少すること、市債償還のピークが過ぎ、償還額が減少すること、市債の借換えや繰上償還などは財政健全化緊急プログラムがなくてもできることなどにより、我が会派としては、今でも財政健全化緊急プログラムが本当に必要だったのかという疑問を持っております。1年前倒しで終了したことに対しては評価をしたいと思っています。
財政健全化緊急プログラムを1年前倒しすることになった令和3年度決算について、実質単年度収支額が約10億5,000万円の黒字となっています。市債残高は前年度に比べ約56億5,000万円減額したものの、いまだに1,000億円を超えています。財政健全化緊急プログラムは終了しましたが、引き続き大型事業を控え、将来負担を減らす努力が必要です。
一方、長引く
新型コロナウイルス感染症により医療、教育の現場が疲弊し、円安による物価の上昇によって生活に困窮する世帯が増えています。市民の生活を守るため、医療、教育、福祉の充実が大きな課題です。
今年度、勝興寺が国宝指定の答申を受けるという大変うれしい出来事がありましたが、このチャンスを生かし、疲弊した地域経済を活性化する施策も必要です。
最後に、人口の減少は、市の根幹を揺るがす大きな問題です。引き続き、本腰を入れた戦略的な人口減少への対策の強化が必要です。医療、教育、福祉の充実を強く要望し、賛成討論といたします。
20 ◯議長(
坂林永喜君) 6番 嶋川武秀君。
〔6番(嶋川武秀君)登壇〕
21 ◯6番(嶋川武秀君) 会派、高岡愛を代表して、議案第79号及び議案第80号を可決することに、また、認定第1号及び認定第2号についてそれぞれ全
会計決算を認定することに賛成の立場から討論をさせていただきます。
まず、議案第79号及び議案第80号、また認定第1号について申し上げます。
水道事業会計に関しては、令和3年度は6億3,600万円と前年度に比べ9.9%の増益、
下水道事業会計では、令和3年度は6億5,800万円と前年度比19.5%の増益。上下水道で民間の技術力を生かし、下水道の維持管理では効率的な業務を遂行したことを評価いたします。
また、
市民病院事業会計については、令和3年度は12億4,500万円と前年度に比べ99.5%の増益になりました。3年度は、
新型コロナウイルス感染拡大の中、高岡
市民病院は近隣の
医療機関と連携、協力し、専門病床を増やし
感染症患者を受け入れました。本市はもとより県西部の地域医療を担う
基幹病院としての責任を果たされていることを評価いたします。
次に、認定第2号について申し上げます。
令和3年度は、財政健全化緊急プログラムの真っただ中にありながら実質公債費比率が令和2年度の12.1%から12.2%とほぼ横ばい、また将来負担比率は145.7%から120.7%と大きく25%も減少。結果として財政健全化が着実に進められており、当局の財政運営の不断の御努力を大いに評価するものであります。
以上、令和3年度決算の結果を踏まえた上、市民を誰一人取り残さない、緊張感ある財政運営を引き続き執行していただけるものと期待するところであります。
最後に、市債残高が56億円減少したとはいえ、いまだ大台を超える1,006億円との決算も報告されております。この憂慮される状況において当局におかれましては、起債額と残高のバランス、そして償還額と残高のバランス、これらを適宜注視し、正しく財政運営されることを切に要望いたします。
以上をもちまして、会派、高岡愛の賛成討論といたします。
22 ◯議長(
坂林永喜君) 2番 新開広恵君。
〔2番(新開広恵君)登壇〕
23 ◯2番(新開広恵君) 公明党を代表し、議案第79号及び議案第80号を可決することに、また、認定第1号及び認定第2号について全
会計決算を認定することに賛成の立場から討論を行います。
まず、議案第79号、議案第80号及び認定第1号について申し上げます。
水道事業におきましては、
老朽配水管や
鉛給水管を耐震性の優れた管路に順次更新するとともに、令和4年度から着手する
国吉配水場基幹施設整備事業の大規模改修に向けて
国吉配水場送配水管耐震化詳細設計業務委託を行うなど、安全で安心な水道水の
安定供給と、地震などの災害に強い水道
施設の構築を目指し、取り組んでいただきたいと思います。
今後も、近年脅威を増している台風や集中豪雨への対応などで、健康で快適な市民生活や
社会経済活動を支える
ライフラインとして経営の健全化に努めることを望むものであります。
次に、
市民病院会計では、第
V期中期経営計画において「急性期病院としての機能特化」「
救急医療及び精神・感染症等の
政策的医療を担う役割の堅持」「地域連携の更なる推進による地域包括ケアシステム構築の牽引」を挙げ、その実現への取組を評価いたします。
今後、病院経営を取り巻く環境は厳しい状況が続くことが予想されますが、公立病院として地域の皆様に最も信頼され、選ばれる病院を目指すことを望むものであります。
次に、認定第2号について申し上げます。
令和3年度は、
新型コロナウイルス感染症拡大、また2月にはウクライナ危機により原油や物価の高騰などの影響が出てくる中、ウイズコロナへ向けて
感染拡大防止に努めながら市民生活と地域経済の回復を最優先課題として取り組み、財政健全化緊急プログラムを1年前倒しで終了できたことは評価いたします。
しかしながら、これからも学校再編工事などで予算規模の増大が見込まれ、厳しい状況が続くことが予想されており、引き続き収支均衡した財政運営をお願いしたいと思います。
また、暗い話題が続く中で、勝興寺の国宝指定の答申、アルミ研究拠点の建設など、高岡にしかない明るい話題も出てきました。この高岡にしかないものを最大限に生かし、高岡にしかできない挑戦を積み重ね、稼ぐ力を大きく発揮していただきたいと思います。
また、長引くコロナ禍とエネルギーや物価の高騰で厳しい生活を強いられている市民の皆様にもしっかりと寄り添いながら、令和9年度までの目標値である将来負担比率99%以下を目指して、着実な前進の歩みを重ねる財政運営に努めていただくよう要望いたしまして、公明党の賛成討論といたします。
24 ◯議長(
坂林永喜君) 以上で、討論を終結いたします。
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採 決
25 ◯議長(
坂林永喜君) これより、採決を行います。
最初に、
議案第79号 令和3年度高岡市
水道事業会計未
処分利益剰余金の処分について 及び
議案第80号 令和3年度高岡市
下水道事業会計未
処分利益剰余金の処分について
を一括して採決いたします。
本案に対する委員長の報告は、可決であります。
本案は、委員長の報告のとおり決定することに御異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
26 ◯議長(
坂林永喜君) 御異議なしと認めます。
よって、議案第79号及び議案第80号は、委員長の報告のとおり可決されました。
───────────────────────────────────────
27 ◯議長(
坂林永喜君) 次に、認定第1号 決算の認定について、
令和3年度高岡市
高岡市民病院事業会計決算
令和3年度高岡市
水道事業会計決算
令和3年度高岡市
工業用水道事業会計決算 及び
令和3年度高岡市
下水道事業会計決算
以上、4
会計決算を一括して採決いたします。
これらの決算に対する委員長の報告は、いずれも認定すべきものとしております。
これらの決算は、委員長の報告のとおり認定することに賛成の方の起立を求めます。
〔賛成者起立〕
28 ◯議長(
坂林永喜君) 起立全員でございます。
よって、4
会計決算は、委員長の報告のとおり認定されました。
───────────────────────────────────────
29 ◯議長(
坂林永喜君) 次に、認定第2号 決算の認定について、
令和3年度高岡市一般会計歳入歳出決算
令和3年度高岡市国民健康保険事業会計歳入歳出決算
令和3年度高岡市荻布奨学金事業会計歳入歳出決算
令和3年度高岡市駐車場事業会計歳入歳出決算
令和3年度高岡市工業団地造成事業会計歳入歳出決算
令和3年度高岡市介護保険事業会計歳入歳出決算 及び
令和3年度高岡市後期高齢者医療事業会計歳入歳出決算
以上、7
会計決算を一括して採決いたします。
これらの決算に対する委員長の報告は、いずれも認定すべきものとしております。
7
会計決算は、委員長の報告のとおり認定することに賛成の方の起立を求めます。
〔賛成者起立〕
30 ◯議長(
坂林永喜君) 起立全員であります。
よって、7
会計決算は、委員長の報告のとおり認定されました。
この際、議事の都合により、着席のまましばらく休憩いたします。
休 憩
────────────・─────────────・────────────
休憩 午後2時26分
再開 午後2時27分
────────────・─────────────・────────────
再 開
31 ◯議長(
坂林永喜君) 休憩前に引き続き、本会議を再開いたします。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━・
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
議 事 日 程 の 追 加
32 ◯議長(
坂林永喜君) 副議長 本田利麻君から副議長の辞職願が提出されております。
お諮りいたします。
この際、副議長の辞職の件を日程に追加し、直ちに議題といたしたいと思います。
これに御異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
33 ◯議長(
坂林永喜君) 御異議なしと認めます。
よって、この際、副議長の辞職の件を日程に追加し、直ちに議題とすることに決定いたしました。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
副 議 長 辞 職 の 件
34 ◯議長(
坂林永喜君) 副議長辞職の件を議題といたします。
本件は、
地方自治法第117条の規定により、本田利麻君の退席を要する事件であります。
まず、その辞職願を職員に朗読させますので、よろしくお願いいたします。
〔職員朗読〕
───────────────────────────────────────
辞 職 願
私儀、今般都合により、高岡市議会副議長を辞職したいので、許可されるようお願いいたします。
令和4年12月1日
高岡市議会副議長
本 田 利 麻
高岡市議会議長
坂 林 永 喜 様
───────────────────────────────────────
35 ◯議長(
坂林永喜君) お諮りいたします。
本田利麻君の副議長の辞職を許可することに御異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
36 ◯議長(
坂林永喜君) 御異議なしと認めます。
よって、本田利麻君の副議長の辞職を許可することに決定いたしました。
本田利麻君の入場を認めます。
〔本田利麻君入場〕
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
副議長退任のあいさつ
37 ◯議長(
坂林永喜君) ただいま辞職を許可されました本田利麻君から退任の御挨拶がございます。
〔16番(本田利麻君)登壇〕
38 ◯16番(本田利麻君) 副議長退任に当たり、一言御挨拶を申し上げます。
約3年前からコロナ禍により窮屈な議会運営が行われてきましたが、今定例会から本会議及び委員会の運営がコロナ禍前に近い状態で行われることになりました。そのことで闊達な議論が行われ、市民生活及び住民福祉の向上につながればと期待するところであります。
約1年間の副議長の職でありましたが、その間、坂林議長と、はたから見たらどういうふうに見えたか分かりませんが、いい関係でやってこれたのではないかというふうに思っております。
今回、議長が退任されないということで、私も副議長の職を辞しない選択肢もありましたが、私よりも若い方々のことを考えたときに、一人でも多くの若い方々が一年でも早く副議長の職を経験していただき、そのことによって議員の幅が広がるのではないかということを考えたときに、辞職という選択をさせていただきました。そのことが今後の高岡市議会のためにきっとなると考えております。
終わりに、高岡市議会のますますの御発展と融和が図られることを御祈念申し上げ、退任の御挨拶といたします。
1年間どうもありがとうございました。(拍手)
39 ◯議長(
坂林永喜君) 本田利麻君の御丁重なる御挨拶が終わりました。
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議 事 日 程 の 追 加
40 ◯議長(
坂林永喜君) ただいま副議長が欠員となりました。
お諮りいたします。
この際、副議長選挙を日程に追加し、直ちに選挙を行いたいと思います。
これに御異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
41 ◯議長(
坂林永喜君) 御異議なしと認めます。
よって、この際、副議長選挙を日程に追加し、直ちに選挙を行うことに決定いたしました。
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副 議 長 選 挙
42 ◯議長(
坂林永喜君) 副議長の選挙を行います。
選挙は投票により行います。
議場を閉鎖いたします。
〔議場閉鎖〕
43 ◯議長(
坂林永喜君) ただいまの出席議員数は26人であります。
これより、投票用紙を配付させます。
〔投票用紙配付〕
44 ◯議長(
坂林永喜君) 投票用紙の配付漏れはありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
45 ◯議長(
坂林永喜君) 配付漏れなしと認めます。
これから投票箱を設置いたします。
〔投票場所の設営〕
46 ◯議長(
坂林永喜君) 初めに投票箱を点検いたします。
〔投票箱点検〕
47 ◯議長(
坂林永喜君) 異状なしと認めます。
これより、投票に移ります。
念のために申し上げます。
投票は、単記無記名であります。
職員が、議席番号と氏名を呼び上げますので、投票用紙に被選挙人の氏名を記載の上、1番議員より順次投票を願います。
〔職員氏名点呼、投票〕
48 ◯議長(
坂林永喜君) 投票漏れはありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
49 ◯議長(
坂林永喜君) 投票漏れなしと認めます。
投票を終了いたします。
〔投票箱閉鎖〕
50 ◯議長(
坂林永喜君) これより、開票を行います。
会議規則第31条第2項の規定により、開票の立会人に10番 中村清志君及び15番 石須大雄君を指名いたします。
よって、両君の立会いをお願いいたします。
〔開 票〕
51 ◯議長(
坂林永喜君) 選挙の結果を報告いたします。
投票総数26票、これは、先ほどの出席議員数に符合いたしております。
そのうち、有効投票 26票
無効投票 0票
有効投票中
12番 酒井善広君 16票
17番 横田誠二君 10票
以上のとおりでございます。
この選挙の法定得票数は、7票であります。
よって、12番 酒井善広君が副議長に当選されました。
ただいま副議長に当選されました酒井善広君が議場におられますので、会議規則第32条第2項の規定により告知いたします。
議場の閉鎖を解きます。
〔議場開鎖〕
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副議長就任あいさつ
52 ◯議長(
坂林永喜君) ただいま副議長に当選されました酒井善広君の御挨拶がございます。
〔12番(酒井善広君)登壇〕
53 ◯12番(酒井善広君) 副議長就任に当たり、一言御挨拶申し上げます。
今ほどは、栄誉ある高岡市議会の副議長に御選任を賜り、大変光栄に存じますとともに、心からお礼を申し上げます。
今まさにその責任の重さを痛感しているところでございます。御推挙をいただきましたからには、皆様方のお力添えをいただきながら、円滑な議会運営と議会のさらなる活性化に努めてまいる所存でございます。
さて、本市を取り巻く環境はいまだ厳しいものがありますが、高岡市民一人ひとりが自分たちのまちに誇りを持ち、未来に明るい希望が持てるまちとなりますよう、市勢発展に傾注していく所存でございます。どうか議員各位におかれましては、今後ともなお一層の御指導、御鞭撻を賜りますよう心からお願い申し上げます。
最後に、1年間副議長の職に精励してこられました本田前副議長に心からの謝意と感謝を申し上げまして、甚だ簡単ではございますが、就任の挨拶とさせていただきます。(拍手)
54 ◯議長(
坂林永喜君) 酒井善広君の副議長就任の御挨拶が終わりました。
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新旧副議長に対する感謝とお祝いの言葉の贈呈
55 ◯議長(
坂林永喜君) 本席から誠に恐縮でございますが、前副議長及び新副議長に対しまして、感謝とお祝いの言葉を述べさせてもらいたいと思います。
前副議長 本田利麻君には、この1年間、議会運営に関し立派にその職務を果たされ、本市発展のため、連日多忙な公務に従事され、心から敬意と感謝の意を表するものであります。
今後とも健康に留意され、一層の御活躍を期待するものであります。
また、このたび当選されました新副議長 酒井善広君には、この場をお借りしてお祝いを申し上げます。さらなる市民福祉の向上に向けて、この重責を果たされることを御期待申し上げます。
今後は、私共々、円満な議会運営と市勢の一層の発展に寄与いたしたいと思います。
簡単ではありますが、感謝とお祝いの言葉に代えさせていただきます。
ありがとうございました。
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常任委員会の所属変更の件
56 ◯議長(
坂林永喜君) 次に、日程第4
常任委員会委員の所属変更の件を議題といたします。
常任委員会委員全員から、委員会所属変更の申出があります。
委員会条例第7条第3項の規定により、お手元に配付してあります
常任委員会委員名簿のとおり、それぞれ委員会の所属を変更いたします。
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常任委員会委員名簿
┌────┬─────────────────────────┐
│委員会名│ 委 員 (議席順) │
├────┼─────────────────────────┤
│ │山 上 尊 士 熊 木 義 城 筏 井 哲 治│
│総務文教│酒 井 善 広 石 須 大 雄 横 田 誠 二│
│ │薮 中 一 夫 水 口 清 志 大 井 正 樹│
├────┼─────────────────────────┤
│ │梅 島 清 香 嶋 川 武 秀 高 岡 宏 和│
│民生病院│山 口 泰 祐 中 川 加津代 坂 林 永 喜│
│ │上 田 武 曽 田 康 司 狩 野 安 郎│
├────┼─────────────────────────┤
│ │新 開 広 恵 田 中 勝 文 出 町 譲│
│産業建設│埜 田 悦 子 中 村 清 志 林 貴 文│
│ │本 田 利 麻 福 井 直 樹 金 森 一 郎│
└────┴─────────────────────────┘
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議会運営委員会委員の選任の件
57 ◯議長(
坂林永喜君) 次に、日程第5
議会運営委員会委員の選任の件を議題といたします。
議会運営委員会の委員全員より辞任願が提出されております。
よって、この際、新たに委員の選任を行います。
議会運営委員会の委員の選任については、委員会条例第7条第1項の規定により、議長においてお手元に配付してあります名簿のとおり指名いたします。
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議会運営委員会委員名簿
┌─────────────────────────────────────┐
│ 委 員 (議席順) │
├─────────────────────────────────────┤
│山 上 尊 士 梅 島 清 香 出 町 譲 筏 井 哲 治│
│林 貴 文 山 口 泰 祐 石 須 大 雄 福 井 直 樹│
│曽 田 康 司 狩 野 安 郎 │
└─────────────────────────────────────┘
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議 案 の 上 程
58 ◯議長(
坂林永喜君) 次に、日程第6 議案第84号から議案第130号までを議題といたします。
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提 案 理 由 の 説 明
59 ◯議長(
坂林永喜君) 市長 角田悠紀君より提案理由の説明を求めます。
〔市長(角田悠紀君)登壇〕
60 ◯市長(角田悠紀君) 令和4年12月定例会の開会に当たり、提案理由の説明に先立ちまして、今後の市政運営に対する所信の一端を申し上げます。
去る10月12日に開催された国の文化審議会において、勝興寺「本堂」と「大広間及び式台」の国宝指定が答申され、近く国宝に指定される見込みとなりました。23年もの長きにわたり進めてきた保存修理をはじめ、国宝化に向け、これまで取り組んできた取組、そして御尽力をいただいた関係各位に、厚く御礼を申し上げます。
また、答申後、多くの方に勝興寺へお越しいただいておりますが、地域の皆様方に駐車場の整理、案内やガイド等、おもてなしの精神でお出迎えをいただいており、その思いに改めて敬意を表する次第であります。
今後、正式な国宝指定となれば、県内で瑞龍寺に続く2例目となりますとともに、市内2か所に国宝建造物を有する自治体は北陸唯一となります。2件の国宝に加え、3か所の重要伝統的建造物群保存地区、2つの日本遺産ストーリー、さらにはユネスコ無形文化遺産を有する歴史都市高岡のかじ取り役として大きな責任を感じておりますが、指定の際には市民の皆様とともに喜びを分かち合いたいと思います。
10月以降、全国では、
新型コロナウイルス感染症に関する水際対策の大幅な緩和に加え、国の全国旅行支援の開始などもあり、多くの方々が県域を越えた観光を楽しむ様子が見られるようになってきました。令和6年春には北陸新幹線の敦賀開業、同年秋には北陸3県で北陸デスティネーションキャンペーンが実施されます。このタイミングでの勝興寺国宝指定は地域活性化の大きな追い風になるものと受け止めており、本市としては、こうした契機を着実に捉え、これまで取り組んできた歴史まちづくりの推進をはじめ、国内外から観光客を呼び込めるよう努めてまいります。
さて、日本全体として、いわゆるウイズコロナの動きが見られるようになっています。その一方で、感染状況は全国的に拡大傾向にあり、季節性インフルエンザとの同時流行も懸念されています。市民の皆様には、改めて感染対策の徹底をお願いいたします。
また、国際的な原材料価格の高騰に加え、円安の進行等の影響から、日常の生活に直結するエネルギーや食料品の価格上昇が続いています。国においては、先月8日に総合経済対策を盛り込んだ補正予算案を閣議決定し、現在、臨時国会で審議されています。本市としては、市民や企業に一番身近な行政として、国や県の支援策を適切に活用できるようしっかりとサポートするとともに、今定例会に補正予算案として提出させていただく新たな支援策をはじめ切れ目のない支援を実行し、市民や企業の皆様の挑戦を下支えしていきます。
市政のキーワードでもある「挑戦」については、地域課題の解決に向けた、市民の皆様による具体的な行動が広がってきています。
さらなる活性化を目指す中心市街地においては、9月に開催された市場街の企画の一つとして、中央駐車場のスペースを活用したクラフトマルシェが実施されました。主催者である青年団体から御提案をいただいた立体駐車場でのマルシェ実施というこれまでにはなかった挑戦は、
施設の有効活用に新たな可能性を示す取組となりました。駅や駐車場から直結ということもあり、ベビーカーを引く子育て世帯をはじめ、幅広い世代から好評をいただいたところです。
10月からは御旅屋通りにおいて、新たに月1回定期的に開催する御旅屋人マーケットがスタートしました。飲食や物販など多数御出店いただき、多くの人にお越しいただく機会となっております。来場された方からは、子供や親子連れをターゲットにした出店や企画の充実などの御意見をいただいております。11月に開催した2回目のマーケットでは、そうした御意見を出店者と共有し、子供たちにも喜ばれるメニューの提供を呼びかけました。
今後とも、御意見や御提案を基に常に改善を行うことで、多くの人が日常的に集える場として、また創業を目指す方が夢をかなえるための一歩目を踏み出す場となるよう、皆様と一緒につくり上げてまいります。
高岡型コミュニティ交通の実現に向けた挑戦では、先月8日より、中田地区で新たに住民の自家用車を活用した乗合交通であるノッカルの実証運行が開始されました。これまで守山地区や野村地区でも市民協働型地域交通の本格運行や実証運行が進められてきていますが、今回導入されたノッカルは、市内では新しい方式での挑戦となります。住民の皆様が地域の未来を考え、地域に適した方式で運行する地域交通システムの導入を、市としても引き続きバックアップしてまいります。
また、市民自らが高岡の課題を発見し、解決へと動き出す挑戦の呼び水となるよう、昨年度に引き続きクラウドファンディングたかおかを実施しています。先月には、伝統工芸とドローンを組み合わせたイベントを新たに開催するプロジェクトや、市民の健康寿命を延ばすために園芸というアプローチから療法を実施するプロジェクトなど、計7件を新たに認定させていただきました。7件の中には既に目標額を達成したプロジェクトがあるなど、挑戦を応援する市民の気持ちも広がっており、訴え続けてきた挑戦が市民の皆様に着実に浸透してきていると強く感じております。この動きを広げていくためにも、主体的に地域課題に挑戦される方々を市役所として積極的に応援してまいります。
先月22日、高岡市総合計画審議会にアフターコロナ時代のまちづくりについて諮問させていただきました。
新型コロナウイルス感染症の影響下において市民の意識や働き方などが多様化し、また、デジタル技術の活用や地方回帰の流れが加速しています。こうした変化を捉えつつ、市民による新たな挑戦の種や挑戦の連鎖をつくり出し、高岡を前へ進めていく原動力としていくことが必要だと感じております。
現在、編成作業を進めている新年度当初予算は、芽吹き始めた挑戦の文化をしっかりと根づかせていくためにも、引き続き、全ての市民の皆様が安全で安心な生活を送ることができる環境を整えつつ、市民の皆様の挑戦を全力で応援する予算を目指していきます。見据える先は新年度のみではなく、20年、30年先の未来です。人口減少、少子・高齢化の進行、市民ニーズの多様化に伴い複雑化、高度化する諸課題に将来にわたって的確に対応し、次世代へしっかりとバトンを引き継ぐためにも、
カーボンニュートラルの推進、行財政改革、公共
施設再編など、持続可能を意識した取組を一層加速させてまいります。
次に、ただいま上程されました予算議案9件、条例議案9件、その他議案29件について御説明申し上げます。
議案第84号から議案第92号は、一般会計及び
特別会計の補正予算です。
補正予算の規模は、
一般会計 37億1,742万9,000円の増額
特別会計 3億6,644万2,000円の増額
総 計 40億8,387万1,000円の増額
です。
今回の補正予算では、原油価格・物価高騰への対応として、福祉
施設、畜産事業者、貨物自動車運送事業者等や生産性向上を目的とした設備投資を行う中小企業に対する支援を行います。また、勝興寺国宝指定の答申を踏まえ、勝興寺を中心とした伏木地域に関連する必要な事業を行ってまいります。
以下、その主な内容について御説明申し上げます。
まず、エネルギー価格が高騰する中にあっても福祉サービスの安定的な運営が継続されるよう、高齢者・障害者
施設及び幼児教育・保育
施設に対し支援を行います。
加えて、原油価格・物価高騰の影響の大きい畜産事業者、貨物自動車運送事業者、自動車運転代行業者などへの支援も実施いたします。
また、設備投資を進める市内の中小企業を支援するため、先端設備等導入計画に基づき取得した設備を対象に助成を行います。
新型コロナウイルス感染症対策については、
市民病院において、感染症対応に必要な設備や医療機器を充実させ、感染症医療体制の維持向上を図ってまいります。
次に、勝興寺国宝指定の答申を受け、本市として年度内に迅速に対応する必要のある案内板等の修正、イベントや観光関連の事業の実施、境内敷地の保全に係る支援などを行ってまいります。
こうした事業とともに、ふるさと納税による寄附の増加を見込み、特産品の送付等に係る経費を増額するほか、放課後等デイサービスに係る給付やこども医療費助成拡大に向けたシステム改修など、所要の経費を補正いたします。
そのほか、市内経済の活性化と公共工事の発注、施工の円滑化を図るため、公共
施設のLED化、修繕等の前倒し実施や、道路補修等の債務負担行為の設定を行います。
また、過去に借り入れた市債の一部について、借入時の契約に基づき借換えを行います。
続きまして、議案第93号から第130号までの条例その他議案について申し上げます。
条例議案につきましては、個人情報の保護に関する法律の改正に伴い、同法の施行に必要な事項等を規定する高岡市個人情報の保護に関する法律施行条例の制定など、9件を提案しております。
その他議案につきましては、指定管理者の指定など29件を提案しております。
以上、提出いたしました諸案件について御説明申し上げましたが、何とぞ慎重御審議の上、よろしく御賛同賜りますようお願いを申し上げます。
61 ◯議長(
坂林永喜君) 市長 角田悠紀君の提案理由の説明が終わりました。
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休 会
62 ◯議長(
坂林永喜君) お諮りいたします。
明2日並びに来る5日及び6日は、議案調査のため休会といたしたいと思います。
これに御異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
63 ◯議長(
坂林永喜君) 御異議なしと認めます。
よって、明2日並びに来る5日及び6日は、休会とすることに決定いたしました。
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次 会 の 日 程 の 報 告
64 ◯議長(
坂林永喜君) 次に、議会の日程を申し上げます。
次回の本会議は、来る7日、開議時刻を繰り上げて午前10時より再開し、各議員による市政一般に対する質問並びに提出議案に対する質疑を行います。
また、本日、本会議終了後、議案説明会を開催いたします。
なお、議案説明会終了後、
常任委員会委員の所属変更並びに
議会運営委員会委員の選任に伴う正副委員長の互選を行います。その後、広報広聴委員会委員及び議会改革検討委員会委員の選任に伴う正副委員長の互選を行います。
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散 会
65 ◯議長(
坂林永喜君) 以上をもちまして、本日の日程は全部終了いたしました。
本日は、これで散会いたします。
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散会 午後3時07分
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